伝統の技をごらんください



木の薄い部分をきりとり、割れないように下地処理をしていきます。 


 
砥の粉、水、生漆を、混ぜ合わせたものを、木のヘラで何度もつけていきます。

 


湿度温度を、調整しながら漆を全体を一定の厚みにしながら、漆ハケで塗り上げていきます。
(厚すぎるとちじみ現象がおきます。)

 

 



塗り上がったものを、砥いでは塗る作業を数回繰り返します。

  

  




呂色砥ぎ作業

只今準備中です。




塗り上がって砥石で地ならしした後に、漆を摺り込み磨きを数回繰り返します。光沢のあり、硬くなった表面になれば仕上がりです。



 金箔押しをしています。
三寸六分角(約9ミリ)の金箔を必要な大きさにカットし、漆の接着力で金箔を貼っていきます。

 



 呂色砥ぎ風景 

( 地ならし )

研出漆(とぎだしうるし)を塗った上を砥石で平面に砥ぎ上げ、何回も上摺漆(うわずりうるし)を摺り込み、何度も油をつけ、角粉(つのこ)で磨き上げていきます。

 角 粉(昔は鹿の角を焼いて粉にした物を使っていましたが 現在はその代用品を使っています)



部分的に仕上がったものです。

 

 

    






祭りの行列棒です。



自治会の方より感謝状を頂きました。ありがとうございました。

仏壇店などでよく使われる漆のはなし


  研出漆 ・・・・


漆の中で最も力のある漆。呂色作業によく使われる漆ですが塗った表面は艶が消えています。(値段も高価です)

  上摺漆 ・・・・


強度のある漆で研出漆の表面を固めます。

  箔下漆 ・・・・


その名の通り 金箔の下にぬる漆。油分が出ると金箔が
変色するので油分が少ないこの漆がよく使われます。

  塗立漆 ・・・・


日常生活に最も身近な漆でお茶碗お箸などによく使われている光沢のある漆です

 

・・余談・・どうして漆にかぶれないの?

 

現場の声 ・・・・

親からの遺伝のようで、いまだかつて漆に負けたことはありません。ちなみに一代目である父は、仏壇店に勤めて2、3回負けつづけて体内に漆に負けないような免疫ができたそうです。我が家の子供たちは漆に負けません。(二代目談)
※ 万が一 漆にかぶれた場合は 速やかに病院に行きましょう


漆についてくわしくお知りになりたい方は箕輪漆行のページへhttp://www.urushiya.jp




      

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