自動車に関する情報


前月の自動車販売 (12月)

            販売台数       前年同月比
新車(登録車)    273,834台         90.3%
   (軽自動車)  134,134台        91.6%
                    (日本自動車販売協会連合会/日本自動車輸入組合調べ)

 12月新車販売台数(登録車)は前年同月比9.7%減となりました。車種別では、普通乗用車は同12.9%減の9万4462台と10万台を割りました。小型乗用車は同11.4%減の13万6799台となっています。2005年の年間新車販売台数(登録車)は、同0.9%減の392万8351台という結果になりました。
 軽自動車については、前年同月比8.4%減となり9ヵ月ぶりの減少。車種別では乗用車が同13.5%減の9万4484台、貨物車は同6.6%増の3万9650台となりました。この結果、年間販売台数(軽自動車)は同1.7%増の192万3717台となり、過去最高を記録しました。
 なお、全国軽自動車協会連合会は2005年の軽自動車新車販売目標台数を190万台(前年比1.2%減)と設定しています。
 


◆パソコンから新車登録が可能に
  4都府県でまず実施 

 国土交通省は、パソコンで新車登録手続きができる「ワンストップサービス」を12月26日にスタートさせました。東京、大阪など4都府県で先行導入し、2007年中に対象地域を全国に広げ、サービス内容も08年末までに中古車登録やユーザーの移転・変更登録などに拡大する計画です。
 新サービスでは、利用者がまず各市町村の窓口に行き、住民基本台帳カードに公的個人認証サービスに必要な「電子証明書」を登録。パソコン用読み取り機にカードを挿入して、同省の専用サイトに接続。ここで必要事項を入力すると、あとは自宅等のパソコンから手続きや振込の一括処理が可能となります。

【関連サイト】
http://www.oss.mlit.go.jp


◆駐車違反取り締まり民間委託、6月1日導入

 駐車違反取り締まりの民間委託導入を柱とした「改正道交法」の施行日が6月1日に決まりました。民間委託は都市部を中心とした約270の警察署で実施。各警察署は入札を経て、民間業者と委託契約を結びます。
 各警察署は今後、民間の駐車監視員が重点的に取り締まりを行う場所や時間帯を定めたガイドラインを公表する予定。民間業者の駐車監視員はこのガイドラインに沿って、重点地区などを巡回。確認した場合、デジタルカメラで違反車両を撮影し、携帯端末にナンバーや日時を入力して違反ステッカーをはります。


◆名称は「ふんわりアクセル『eスタート』」
 燃費を向上させる運転の名称を決定

 警察庁、経済産業省、国土交通省、環境省の4省庁で構成する「エコドライブ普及連絡会」が、燃費を向上させる「やさしい発進」の名称を「ふんわりアクセル『eスタート』」に決めました。
 同連絡会は全国から名称を募集し、約1300件の応募がありました。有識者からなる審査委員会の審査を経て名称を決定。「ふんわりアクセル『eスタート』」を実施した場合には、燃費が約10%程度改善すると見込まれています。今後、地方自治体、関係団体及び民間企業等と連携しつつ積極的な普及啓発を進めていく方針です。

【関連サイト】
http://www.mlit.go.jp/kisha/kisha05/01/011222_3_.html


◆全国の「走りやすさマップ」製作へ/国交省

 国土交通省は、全国の主要都市や観光地の道路を「走りやすいかどうか」で6段階に分類し、その結果を色分けした道路地図を作ります。
 現在の地図は、道路を国道や県道といった「道路の種類」で識別。しかし、実際の道路ユーザーにとっては道路の幅や歩道の有無、カーブの多さなど「道路の走りやすさ」が重要な情報となります。国道や県道だけでなく、林道や広域農道も対象にするもので、来年夏をメドに完成させ公表する予定。

【関連サイト】
http://www.mlit.go.jp.kisha/kisha05/06/061124_2_.html



05.12.0205.11へ戻る