自動車に関する情報


前月の自動車販売 (6月)

            販売台数       前年同月比
新車(登録車)       351,061台    108.6%
   (軽自動車)     166,356台    105.1%
                    (日本自動車販売協会連合会/日本自動車輸入組合調べ)

 6月の新車販売台数(登録車)は前年同月比8.6%増ととなり、3ヶ月連続でプラスとなっています。車種別では、普通乗用車が同1.4%増の11万6810台、小型乗用車は13.7%増の18万3898台でとくに好調。貨物車は9.0%増の4万9146台で、2ヶ月連続のプラスとなっています。なお、今年上半期(1-6月)の新車販売は、同2.4%増の207万9080台となっています。
 軽自動車については、前年同月比5.1%増となり5ヶ月ぶりのプラスとなりました。車種別では、乗用車は7.7%増の11万6756台、貨物車は0.5%減の4万9600台となっています。上半期(1-6月)では、1.1%増の102万3682台となっています。
 


◆燃料電池車で世界初の「型式認証」、トヨタとホンダの2車種/国交省

 国土交通省が、トヨタとホンダの2車種に燃料電池車で世界初の「型式認証」を行いました。これまでは、車両1台ごとに試験走行を目的とした国交相認定の取得が必要でした。しかし、燃料電池車用圧縮水素ガスの安全・環境にかかわる基準を整備するため、道路運送車両の保安基準を改正。燃料電池車も販売を目的とした型式認証の取得が可能になったものです。
 認証を受けたのは、燃料電池ハイブリッド乗用車「トヨタFCHV」と、ホンダの燃料電池車「FCX」。これにより、燃料電池車の普及に向けて、一歩前進したことになります。
【関連サイト】

http://www.toyota.co.jp/jp/news/05/jun/nt05_031.html
http://www.honda.co.jp/news/2005/4050617-fcx.html


◆米国の2005年上半期新車販売、日本車シェアが最高の31.5%

 2005年上半期の米国新車市場で、日本車が前年同期比5.7%増(季節調整前)の269万台を販売し、上半期ベースで過去最高のシェア31.5%となっています。トヨタとニッサンは上半期で同12.1%増の166万台を販売。両社のシェアはそれぞれ同1.1ポイント、同0.7ポイントと大幅に上昇。日本車シェア拡大に大きく貢献しています。
 一方、ビッグスリーは同0.6%増(同)の499万5000台と微増、シェアも同0.6ポイント下落の58.3%となっています。


◆「ETCカード即時自動発行サービス」開始/東芝など8社
 

 ETCカードを専用の自動発行端末で即時発行する日本初のサービスが、始まりました。ETCカードは通常、申し込みから受け取りまで約1週間の期間が必要ですが、同サービスでは申し込み後約3分間から30分間で発行が可能。
 8月末までにオートバックスグループのカー用品店約150店に順次導入されます。また同カードは、6月27日からUCカード、7月13日からセントラルファイナンス、7月20日からニコス、8月2日からオリコのカード発行に対応します。
 なお、同サービスはオートバックスセブン、UCカード、セントラルファイナンス、日本信販、オリコ、ハイウェイ・トール・システム、兼松、東芝の8社によるものです。
【関連サイト】
http://www.autobacs.co.jp/seven/release/news.php?id=529


◆水没車のガラス破壊器具 富山のレスキュー隊員が開発

 富山市の富山北消防署のレスキュー隊員2人が、水没車のガラスを迅速に破壊できる「水中強化ガラス破壊器具」を開発しました。開発した器具は長さ30cm、重さ800g。バネの勢いで「ポンチ」と呼ばれる棒状工具が飛び出す仕組み。
 開発の詳細は「消防機器の改良・開発及び消防に関する論文」コンクールに発表。論文は今年5月、最優秀賞を受賞しました。その後、東京消防庁のハイパーレスキュー隊など、全国から問い合わせが相次いでいます。
 水没車は水圧の影響で窓ガラスの破壊が難しく、従来はクレーンでの引き上げによる救助。そのため生存率の低さが課題でした。
【関連サイト】
http://www.fcaj.gr.jp/information/Public/kyoukai/information/2004kiki.htm


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