前月の自動車販売 (10月)
販売台数 前年同月比
中古車 422,501台 102.5%
輸入車(新車) 18,133台 102.4%
(日本自動車販売協会連合会/日本自動車輸入組合調べ)
10月の中古車販売台数は42万2501台で前年同月比2.5%増となり、3ヶ月連続で前年を上回っています。車種別では、普通乗用車が16万1205台で同2.4%増。小型乗用車は19万5566台で同0.6%増となっています。
輸入車登録車台数については、1万8133台で前年同月比2.4%の増加。外国メーカー車に限っては1万6348台で3.5増となっています。
◆自動車の「永久抹消」低調で追跡調査へ
自動車を廃車する際に、各地の運輸支局などに届ける「永久抹消」の手続きが低調です。
自動車の登録を抹消する為の手続きでは、これまで使用を一時的に停止する「一時抹消」が大半を占めていました。しかし、今年1月の自動車リサイクル法施行と同時に抹消登録制度が改正されました。これによると一時抹消していた自動車を解体する場合には、解体の届出が必要となります。
国は今後、一時抹消後1年を経過しても届出がない場合、ユーザーに通知して追跡調査に乗り出す方針です。
◆マツダ・ロードスター、日本カー・オブ・ザ・イヤー受賞
日本カー・オブ・ザ・イヤー実行委員会は、「2005-2006日本カー・オブ・ザ・イヤー」に、マツダの2人乗りオープンスポーツカー「ロードスター」を」選びました。マツダの受賞は1982年「カペラ」以来23年ぶぬりで、オープンカーの受賞は初。
この他特別賞「Most Fun」にはスズキの小型車「スイフト」、特別賞「Most Advanced Technology」にはホンダの新型シビック/シビック ハイブリッド、輸入車の「インポート・カー・オブ・ザ・イヤー」には独BMWの3シリーズがそれぞれ選ばれています。
【関連サイト】
http://www.jcoty.org/
http://www.mazda.co.jp/pudlicity/release/200511/1109.html
http://www.suzuki.co.jp/releasa/a/a051109.htm
http://www.honda.co.jp/news/2005/4051109.html
◆スズキ・スイフト、RJCカー・オブ・ザ・イヤー受賞
日本自動車研究者ジャーナリスト会議(RJC)は、今年の「RJCカー・オブ・ザ・イヤー」にスズキの小型車「スイフト」を選びました。スズキの同賞受賞は軽乗用車「ワゴンR」以来、12年ぶり2回目。国産車21車種を対象に、72人の選考委員により選出が行われました。
インポート部門では「シトロエン C4」、テクノロジー部門ではホンダ・ハイブリッドシステム「3ステージ i-VTEC+IMA」、パーソン部門ではマツダの井巻久一社長がそれぞれ選出されています。
【関連サイト】
http://www.rjc.or.jp/prize/year2006/rjc06detail.html
http://www.suzuki.co.jp/release/a/a051115.htm
http://www.honda.co.jp/news/2005/4051115b.html
http://www.mazda.co.jp/publicity/release/200511/1115.html
◆横浜で子供を交通事故から守るITS実験/日産ほか
NTTデーターや日産自動車など5社は、無線ICタグ(電子荷札)を子供に携帯させた交通安全サービスの実験を始めます。走行中の自動車は子供の位置をICタグで確認し、見通しの悪い住宅外などでの交通事故を防ごうというもの。12月から横浜市青葉区で開始予定。
受信機は100-300m以内のICタグを持った子供を認知。100m前後まで近づくと、専用装置から「近くに子供がいます」と音声メッセージが流れます。
また子供の連れ去り防止機能も付加。ICタグについた通報ボタンを押すと、実験に参加している地元住民やドライバーに緊急事態が知らされ、タグ携帯者の保護に向かいます。
【関連サイト】
http://www.nissan-global.com/JP/NEWS/2005/_STORY/051116-01-j.html
◆高速道路3社、ETCのポイント割増キャンペーン
東日本、中日本、西日本の高速道路会社が12月から来年3月まで、ETCマイレージサービスのポイント割増キャンペーンを実施します。
期間中、ETC車載器を新規購入してマイレージサービスに申し込むと600ポイントを加算。また、通行による加算は12月中は通常の3倍。来年1-3月は平日2倍、土・日・祝日は3倍となります。
なお、通常のポイント加算は料金50円につき1ポイント。ポイントが100、200、600、1000に達するとそれぞれ200円、500円、2500円、8000円分の通行料金と交換できます。
【関連サイト】
http://www.e-nexco.co.jp/company/pr/honsha/2005/1108/index.shtml