自動車に関する情報


前月の自動車販売 (1月)05.02

            販売台数       前年同月比
 新 車(登録車)   260,966台     95.9%
    (軽自動車)  130,976台     99.2%
                    (日本自動車販売協会連合会調べ)

 1月の新車販売台数(登録車)は前年同月比4.16%減となりました。車種別では、普通乗用車は同9.8%減の8万8066台、小型乗用車は新車効果により5.2%増の14万39台となりました。一方で商用車は昨年のディーゼル排ガス規制特需の反動もあって、トラックが同20.4%減、バスも同25.2%減と低迷しています。
 軽自動車については、前年同月比0.8%減とほぼ横ばい。車種別では、乗用車が同0.9%減の96567台、貨物車は同0.4%減の3万4020台となっています。


自動車関連ニュース

◆自賠責保険料が4月から2150円増、20年ぶりの大幅値上げ

 自動車の保有者が加入を義務づけられている自賠責保険の負担額が、4月から 20年ぶりに引き上げられることになりました。首相の諮問機関である「自動車損害賠償責任保険審議会」は、保険料負担を自家用車の2年契約で2150円値上げ て2万9780円(沖縄県・離島を除く)とすることを決めました。軽自動車の場合は1640円値上がりし2万4180円となります。
 これまで国が保険料の一部を補てんしてきましたが、4月から国の補助を段階 的に廃止。自動車ユーザーや運輸業界に配慮して引き上げ幅は半分程度圧縮したものの、1985年4月以来20年ぶりの大幅な負担増となります。


◆250cc超の二輪車車検、初回3年へ

 規制緩和の一環として、国土交通省は排気量250cc超の二輪車を対象に、新車の車検期間を初回に限り2年から3年とする方針を固めています。2006年の通常国会に道路運送車両法の改正案を提出する考えで、実施は同年の夏以降になりそう です。
 外部の識者らでつくる国交省の調査検討委員会が、二輪車の車検延長は事故の増加がほとんどないとして認めたもの。初回4年への延長は見送る方向で調整。
 最終決定は、利用者らの意見を聞いて行われます。


◆昨年の交通事故発生件数、負傷者数が過去最悪

 警察庁のまとめによると、昨年1年間の交通事故発生件数は前年比0.4%増の95万2191件、負傷者数は同0.1%増の118万3120人となりました。いずれも過去最悪 の数字となっています。
 死者数は7358人ト48年ぶりに7500人を下回ったものの、交通事故による負傷者 の増加は、依然として厳しい情勢にあることを示しています。
 また、昨年11月1日に施行された改正道路交通法で罰則が設けられた運転中の携帯電話使用により、3万4531人が検挙されています。
【関連サイト】
http://www.keishicho.metro.tokyo.jp/toukei/bunsyo/toukei15/k_tokei15.htm

  2005.03  2005.01