1月の花 サザンカ(山茶花) 2月の花 ロウバイ(蝋梅)
この花は、姫椿などという
別名があるとおり、ツバキ
に似ています。
しかし、枯れた時に、ツバ
キは花の首ごとポトリと落
ちますが、サザンカは花
びらが1枚ずつひらひら
と散っていくという違いが
あります。
花言葉は「謙譲」。どこか
さびしげで控えめな風情
をただよわせる花です。
1〜2月ごろ、葉の出る前
に黄色の香りのよい花を
咲かせます。
花心が暗紫色になるのが
特徴。種類には、花全体
が黄色のソシンロウバイ、
花弁が広く花がやや大形
のトウロウバイなどが
あります。ロウバイは花の
少ないこの時期に香りと
彩りを添えてくれる、数少
ない冬の花木として珍重
されています。
2月の花 スイセン(水仙) 3月の花 ウメ
ヒガンバナ科で原産地は
ヨーロッパ、地中海沿岸
地方。
スイセンの種類は多く、
ラッパスイセン、大杯
スイセン、小杯スイセン、
房咲きスイセン、口紅
スイセン、八重咲きスイ
センなどがあります。白
や黄色などいろいろな
色があり、かわいらしい
花をつけます。
バラ科の落葉高木。原産
地は中国。
ウメが中国から日本に入
ってきたのは、万葉の時
代だそうです。
この時代には、花といえ
ばウメのことだったそうで
す。2月の終わりから3月
の初めにかけてウメが咲
きはじめると、春はもうす
ぐだなと感じます。花言葉
は「忠実」。
4月の花 サクラ 5月の花 ふじ
バラ科サクラ属の落葉
高木。現在はおめでたい
花であるサクラ。入学式、
入社式の頃にはサクラ
が咲き、新しい門出を
祝福してくれているかの
ようです。
またこの時期、だれもが
お花見を楽しみにしてい
ることでしょう。
花言葉は、「精神美」
「優れた美人」。
マメ科フジ属のつる性落
葉小高木。ノダフジはツ
ルが右巻きで花穂が長
いのが特徴。反対に、ヤ
マフジはツルが左巻きで
花が大きく、花穂が短い
のが特徴。垂れ下がった
淡紫色や白の花穂が美
しい花です。
花言葉は『あなたを歓迎
します』。
6月の花 さつき 8月の花 ヒマワリ
サツキはサツキツツジ
といい、ツツジの一種
です。みためも似てい
ますが、葉や花が比較
的大きくて、早く咲き終
わるのがツツジ、ツツ
ジが咲き終わる頃に咲
く、遅咲きで小枝が多い
ものがサツキです。サ
ツキはよく盆栽や植木
にされます。花言葉は
『節制』。山崎町の町花
です。
キク科ヒマワリ(ヘリアン
サス)属の1年草。
種子をとって食用にした
り、油を使用したりしま
す。そのために改良され
た品種は、花の芯が大き
くて花弁が短くなっていま
す。また、鑑賞用は、芯
が小さくて花弁が長く、種
は少ししかとれませんが、
美しく見えるようになって
います。佐用郡南光町の
ヒマワリ畑が見事です。
9月の花 ムラサキシキブ 10月の花 ハギ
ムラサキシキブは、元々
日本の山野に自生して
います。花は6〜7月頃
に咲きますが、主に秋に
つける紫色の丸い実を
鑑賞します。花言葉は
「聡明」。
マメ科ハギ属の落葉低
木。日本の山野に自生
していて、秋の七草の
ひとつとされます。
「万葉集」にも多くでて
きます。
花言葉は「思案」「内気」
「想い」。
11月の花 ツワブキ 12月の花 シクラメン
キク科。11月〜12月に咲
く。古くから庭の下草として
植えられていて、斑入りや
変わり葉などの種類がたく
さんある。葉柄はキャラブ
キにして食用に、葉ははれ
ものや湿疹、解毒剤などに
使われる。
原産地はヨーロッパや
地中海沿岸。
英語では「豚のパン」と
呼ばれています。
日本へは明治時代に
やってきて、「ブタノ
マンジュウ」と呼ばれて
いたそうです。
ミニシクラメンは、よせ植え
にしてもかわいいでしょう。
花言葉は、「内気」
「はにかみ」「嫉妬」。
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